情報システム科
再生可能エネルギー研究所、株式会社福島芝浦電子見学
令和6年11月7日(木)に情報システム科1年生が『再生可能エネルギー研究所』と『株式会社福島芝浦電子』の見学に行ってきました。
午前中は『株式会社福島芝浦電子』を見学しました。温度センサーであるサーミスタの最新の製造技術、品質管理体制を見学しました。本校の卒業生も多く在籍しており、自動車、電化製品、産業機械等、身の回りのあらゆる製品に組み込まれ、自宅においても100個程度は使用されているとの説明に、生徒のみなさんはとても興味を持ったようです。
午後は郡山市にある『福島再生可能エネルギー研究所』を見学しました。福島再生可能エネルギー研究所は、「世界に開かれた再生可能エネルギーの研究開発の推進」と「新しい産業の集積を通した復興への貢献」を大きな使命とし、国内外から集う様々な人々と共に、再生可能エネルギーに関する新技術を生み出し発信する拠点を目指しています。情報システム科の1年生は先日、ふくしま再生可能エネルギー産業フェアで企業や団体の最新技術や取組について見学したばかりなので研究所の風景は改めて再生可能エネルギーの重要性を再認識する機会となりました。
2024年度ロボットアイデア甲子園東北大会にて特別賞を受賞
10月26日(土)、宮城県にある東北大学青葉山キャンパスにて開催された、2024年度ロボットアイデア甲子園東北大会に参加し、審査員特別賞を受賞しました!
ロボットアイデア甲子園とは、身の回りの不便さや環境問題、災害時の課題などをロボットの力で解決するために、産業用ロボットの発展を目的として、そのロボットのアイデアとプレゼン力を競う大会です。ただアイデアを出すだけでなく、どう動くのか、どう売るのか、どのような経済効果が見込まれるかなど、商品開発における一連の流れを考える必要があります。
本校からは3年2組の佐藤優斗君が出場しました。事前の発表資料の作成や発表練習では試行錯誤を繰り返しながらも、当日は自信をもって大会に臨みました。大会当日は、会場に向かう途中から緊張した様子を見せていましたが、発表では「楽しく伝える」ことを念頭に、時に会場の笑いを誘いながら4分間の発表を終えました。
緊張の結果発表では、発表の出来やアイデアの創造性などを評価され、審査員特別賞をいただきました。惜しくも全国大会出場は叶いませんでしたが、練習してきた成果が実を結んだと思います。
佐藤君は今後、大学受験や資格試験が控えており、まだまだ忙しい日々を送ることになりそうです。今回の大会を通して得たものが生かされるといいですね。
第13回ふくしま再生可能エネルギー産業フェア見学
令和6年10月17日(木)に1年生が見学に行ってきました。
福島県では、再生可能エネルギー及び水素導入拡大を進め、関連産業の育成・集約に向けた「再生可能エネルギー先駆けの地」、「水素社会の実現」を目指しています。今回の「ふくしま再生可能エネルギー産業フェア」では、福島県とドイツNRW州との経済連携10周年を記念して海外からの来客も多く、国際色豊かな雰囲気でした。参加した生徒は、再生可能エネルギー関連産業界の方々と関わりながら技術の最先端に触れ、今後のエネルギー問題への関心と課題について学習することができました。
ものづくりコンテスト2024電気工事部門 第1位!
2年2組の根本翔生君が、高校生ものづくりコンテスト電気工事部門に出場し、見事第1位に輝きました。
この大会は、高校生のものづくりに対する技術向上を目的に毎年開催されています。電気工事部門では、屋内配線を模擬した電気工事の技術力を競います。電気ケーブルの施工はもちろん、金属管の曲げ加工や器具の取り付けをいかに手際よく、かつ寸分の狂いなく丁寧に作業できるかがポイントです。
根本君は夏休みから練習を始め、着実にその技術を磨いてきました。大会当日も平常心で臨み、練習通りの丁寧な作業を見せ、出場者の中で最も正確な作品を作り上げました。根本君は将来、電気工事系の仕事がしたいと考えており、この経験が大いに生かされることでしょう。
今後は、来年開催される東北大会に出場することになります。福島県の代表として、全国大会を目指して頑張ってほしいですね。
再生可能エネルギー外部講師
令和6年1月25日に、外部講師をお呼びし、再生可能エネルギーに関する講義をしていただきました。
福島県の再生可能エネルギーに対する取り組みや、日本は2050年までに二酸化炭素排出量ゼロにするために、福島県ではどのように取り組んでいるかといった話を聞くことができました。
原町火力発電所、福島ロボットテストフィールド見学
令和5年12月14日(木)に情報システム科1年生が福島イノベーション人材育成事業として、東北電力原町火力発電所と福島ロボットテストフィールドの見学に行ってきました。
午前中は原町火力発電所を見学しました。太平洋岸に位置する石炭火力発電所として1997年に営業運転を開始し、東北電力では国内最大規模の100万kWの出力となっています。また、低炭素社会の実現に向けた取り組みとして2010年より木質バイオマスの混焼、2015年には発電所敷地内にメガソーラー発電所が建設されました。生徒たちは、初めて見る様々な発電所の設備を真剣に見学していました。
午後は福島ロボットテストフィールドを見学しました。福島イノベーション・コースト構想に基づき整備された「福島ロボットテストフィールド(RTF)」は4つのエリア(無人航空機エリア・インフラ点検、災害対応エリア・水中、水上ロボットエリア・開発基盤エリア)に分かれており、フィールドロボット一大開発実証拠点となっています。見学した際に実験している企業等を見ることができ、生徒たちはこれからの時代にロボットが欠かせないものになっていくと感じていました。最後にロボマスターといわれる教育向けロボットを全員が操作体験し最先端の技術に触れることができました。
令和5年度情報システム科課題研究発表会
令和5年12月13日(水)に令和5年度情報システム科課題研究発表会が行われました。3年生は、今年1年研究してきたテーマについて情報システム科の1、2年生を対象に発表しました。今年度のテーマは以下の通りです。
1班 ゲーム制作
2班 マイコンカーの製作
3班 競技用ロボットの製作
4班 Lighing School Emblem ~福島サンケンとの企業連携~
5班 大笹生支援学校との共同製作実習
3年生の皆さんは、1年間の研究お疲れ様でした。やり残したこと、もっとやりたかったこともあったと思います。1、2年生の皆さんは、自分が3年生になったとき、どのようなテーマにするか、今のうちに考えておいてください。
風力発電設備に関するVRを体験しました
11月17日(金)、本校情報システム科1年生および2年生が、再生可能エネルギー出前講座を受講しました。
今回の講座は、「再生可能エネルギーに関する基礎講話」と「風力発電設備VR体験」に分かれています。再生可能エネルギーに関する基礎講話では、前半に地球温暖化や再生可能エネルギーに関する全般的な基礎・基本を押さえた内容を説明していただき、後半は日本および福島県が行っている取組について学びました。地球温暖化は産業革命を起点に進行し、その影響は年々大きくなっています。異常気象や海面上昇、生き物の生態系の変化などは地球温暖化が進んだ何よりの証拠です。エネルギー問題から地球温暖化を解決するために、福島県は太陽光発電や風力発電設備の新規建設に力を入れています。県内で稼働中またはこれから稼働予定の発電設備の多さに、生徒たちは驚きと同時に目を輝かせていました。
風力発電設備のVR体験では、風車の機構や建設の様子をVRゴーグルを装着して体験しました。福島県は、2040年までに県内のエネルギー需要量の100%以上を再生可能エネルギーによって生み出すことを目標としています。その中で風力発電設備は大きな割合を占めており、現在進行形で建設が進んでいます。特に、阿武隈山脈に建設予定の「あぶくま風力発電プロジェクト」では、2025年までに108基の風車が建設予定です。VRでは、風車が建設される様子や風から電気を作る機械的な仕組みについて、まるで目の前で見ているかのようなリアルな体験をしました。
風力発電は定期的なメンテナンスが必要不可欠です。県内では風力発電設備の保守・管理を行う企業も増えてきており、今後そのような仕事に関する雇用も拡大すると予測されることを知りました。
今回の体験を通して、再生可能エネルギーに関する福島県の取組から進路のことまで、大いに学ぶことができました。
再生可能エネルギー研究所、福島サンケン株式会社見学
令和5年11月10日(木)に情報システム科1年生が再生可能エネルギー研究所と福島サンケン株式会社の見学に行ってきました。
午前中は福島サンケン株式会社を見学しました。半導体製品を製造し、LED製造業では独自のカラーマネジメント技術を駆使し高機能・高信頼度のLEDを実現している会社になります。本校からも毎年入社している地元の企業になります。生徒たちは身近に使われているLEDの製造過程を実際に見ることができ、とても興味津々でした。
午後は郡山市にある福島再生可能エネルギー研究所を見学しました。福島再生可能エネルギー研究所は、「世界に開かれた再生可能エネルギーの研究開発の推進」と「新しい産業の集積を通した復興への貢献」を大きな使命とし、国内外から集う様々な人々と共に、再生可能エネルギーに関する新技術を生み出し発信する拠点を目指しています。情報システム科の1年生は、今年度エネルギーについて学んでいます。特に再生可能エネルギーの重要性について自ら調べ、産業界の方々に直接質問をすることで理解を深めてきました。今日の見学を通して福島県の取り組みについて詳しく知ることができました。
福島イノベーション・コースト構想推進機構 出前講座
11月11日(金)5時間目
『AI、IoTの取り組みと事例』
東京電力ホールディングス株式会社 近藤誠一郎様、田中斗志貴様を講師に迎え『AI、IoTの取り組みと事例』をテーマに出前講座を実施しました。現在のAI技術について学習した後実際にアプリに必要な情報を入力して画像生成や文章作成を体験しました。今後の専門授業等にも生徒の興味関心が高まりました。
情報システム科2年生が水力発電所を見学しました
10月31日、情報システム科2年2組の生徒が水力発電所の見学をしました。
見学をした秋元発電所は、秋元湖から猪苗代湖に流れる水流を利用して発電しており、
東京電力が管轄する周辺の水力発電所の中でも最大規模の発電所です。
初めに受けた説明会では、水力発電設備の概要を受け、安積疏水を含めた周辺地域の特長を
生かした発電計画を学習しました。
発電所内見学では、発電機に取り付けられた水車に水を送る鉄製パイプや実際の発電機を
目の当たりにし、生徒たちはその大きさに感嘆とした様子でした。
後半の変電設備の説明では、生徒たちからも数多くの質問が飛び、とても実りある見学になりました。
その質問内容を一部ご紹介します。
Q.発電機の電磁石を磁化するための電源は、別に用意しているのか。
A.発電機自身の電気で磁化している(自励といいます)。
Q.変圧器から聞こえる「ブーン」という音は何か。
A.大電流が流れることで振動などが起こっている音。音がするのは稼働している証拠。
Q.柵に提示している「1:29:300」とは何か。
A.ハインリッヒの法則という。一つの重大事故の裏には数多くのヒヤリハットが隠れているということ。
(QC検定で勉強します!)
高校生ものづくりコンテスト 電気工事部門 大会報告
10月13日(金)に郡山北工業高校で行われた、ものづくりコンテスト電気工事部門に
情報システム科2年2組阿部和斗君が参加しました。
電気工事部門では、約2メートル四方の作業版に実際の屋内配線を模した課題を製作します。
配線などの電気的な作業だけでなく、器具の取付といった内装の作業もあり、作業内容は多岐にわたります。
出場した阿部君は、夏休みから練習をスタートし、放課後や休日も繰り返し作業に打ち込んできました。
大会当日も丁寧な作業で課題作成に取り組み、作業時間内に完成することができました。
結果は9校中4位となり、表彰台には僅か及びませんでしたが、本番の雰囲気にのまれることなく
練習通りの作業をすることができました。
阿部君は将来、電気工事関係の仕事を希望しており、今回の経験は必ず役立つと確信しているようです。
今後は国家資格の受験も控えているため、自己実現に向けて頑張ってほしいですね。
第12回ふくしま再生可能エネルギー産業フェア見学
令和5年10月12日(木)に1年生、13日(金)に2年生がそれぞれ見学に行ってきました。
日本では、エネルギー供給のうち化石燃料が8割以上を占めており、ほとんどが海外に依存しています。エネルギーを安定的に供給するには、資源の枯渇の恐れが少なく、環境への負荷が少ない再生可能エネルギーの導入を一層進めることが重要です。福島県では再生可能エネルギー先駆けの地”ふくしま”の実現に向けて、再生可能エネルギー・水素の導入拡大に取り組んでいます。
今回、福島県が主催する「ふくしま再生可能エネルギー産業フェア」に参加をすることにより、再生可能エネルギー関連産業界の方々と関わりながら技術の最先端に触れ、本県のエネルギー問題への関心と課題について考えることができました。
1年生① 1年生② 1年生③
1年生④
2年生① 2年生② 2年生③
2年生④
福島イノベーション・コースト構想推進機構 出前講座
10月10日(火)2~3時間目
『EV、自動運転車、エネルギーマネージメント』
テクノアカデミー浜 成瀬 哲也 先生を講師に迎え出前講座を実施しました。『EV、自動運転車、エネルギーマネージメント』についての利点のみでなく現状での問題点なども話して頂き、今後の授業や、後日見学するREIFふくしまにも生徒の興味関心が高まりました。
ラジオで本校を紹介する番組が放送されます
ラジオ福島が主催する、福島県のものづくりを応援する企画
「つくるに夢中! ガンバレ! ふくしまの工業高生」にて、本校が取り上げられます。
二本松実業高校の何に魅力を感じて入学を決めたのか、
好きな授業や今どんなことを頑張っているのかなど、
本校生徒が主体となって答えてくれています。
放送日は、6月29日(木)・30日(金)の2日間、時間は、14時20分~14時30分の10分番組です。
ぜひ、お聴きください!
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