情報システム科

情報システム科2年生が水力発電所を見学しました

10月31日、情報システム科2年2組の生徒が水力発電所の見学をしました。

見学をした秋元発電所は、秋元湖から猪苗代湖に流れる水流を利用して発電しており、

東京電力が管轄する周辺の水力発電所の中でも最大規模の発電所です。

 

初めに受けた説明会では、水力発電設備の概要を受け、安積疏水を含めた周辺地域の特長を

生かした発電計画を学習しました。

発電所内見学では、発電機に取り付けられた水車に水を送る鉄製パイプや実際の発電機を

目の当たりにし、生徒たちはその大きさに感嘆とした様子でした。

後半の変電設備の説明では、生徒たちからも数多くの質問が飛び、とても実りある見学になりました。

その質問内容を一部ご紹介します。

Q.発電機の電磁石を磁化するための電源は、別に用意しているのか。

 A.発電機自身の電気で磁化している(自励といいます)。

Q.変圧器から聞こえる「ブーン」という音は何か。

 A.大電流が流れることで振動などが起こっている音。音がするのは稼働している証拠。

Q.柵に提示している「1:29:300」とは何か。

 A.ハインリッヒの法則という。一つの重大事故の裏には数多くのヒヤリハットが隠れているということ。

  (QC検定で勉強します!)