情報システム科

                       情報システム科

 専門高校としての『情報』を中心に、コンピュータ・リテラシ−を育むためにエレクトリックコース・コンピュ

ータコースの各コースに分かれ、システム的に学習する学科である。

お知らせ

             コース教育目標
①エレクトリックコース
 電気に関する基礎的・基本的な技術を習得し、主体的に解決できる実践的な態度を養うとともに、電気に関する設計・工事・保全の技術を学習させ、地域社会に貢献できる実践的技術者の育成を図る。

②コンピュータコース
 コンピュータのハードウェア及びソフトウェアの基礎的・基本的な技術を習得させ、情報に関する課題を主体的に解決する能力や態度を養い、ネットワークを主としたコンピュータの最先端技術を学習させ、地域の産業社会に貢献できる実践的技術者の育成を図る。

教育課程

情報システム科 教育課程

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福島イノベーション人材育成事業

福島イノベーション人材育成事業 情報システム科

福島イノベーション・コースト構想推進機構 出前講座

9月20日(金)3~4時間目

『EV、自動運転車、エネルギーマネージメント』

 テクノアカデミー浜 成瀬 哲也 先生を講師に迎え、2年生を対象に出前講座を実施しました。『EV、自動運転車、エネルギーマネージメント』について、それぞれの利点のみでなく現状での問題点なども話して頂き、今後の授業や、今後どのようにエネルギー問題について考えていけば良いか生徒の興味関心が高まりました。

 

「工業人材育成事業」

1.外部講師 「蛍光体の配合実習」3年    ⇒ クリック

2.外部講師 「ペットボタル提燈の製作」3年 ⇒ クリック

3.共同研究 「LED体験教室」       ⇒ クリック

4.工場見学 「猪苗代・福島市」2年     ⇒ クリック

5.外部講師 「次世代LED」2年      ⇒ クリック

いわき地区の発電所と工場を見学しました

 12月19日、情報システム科2年生はいわき市にある2つの企業を見学しました。

 午前中は、常磐共同火力 勿来発電所を見学しました。この火力発電所は、高度経済成長期に需要が増大した電力に対し、地元産の石炭を活用する目的で建設されました。勿来発電所の特徴として、①港がないこと、②民家が近いことが挙げられます。発電所には専用の港がなく、10km離れた小名浜港から毎日トラックで石炭を輸送しています。また、発電所の近隣には民家が多く、音による影響を抑えるために防音壁や樹木で対策を行っています。

 生徒たちはこれまで風力や水力の発電設備を見学し、今回初めて火力発電所を見学しました。人の背丈を超えるタービンや発電機を目の当たりにし、火力発電の力強さを体感しました。また、木材加工の際に廃棄する木くずを使ったペレットや汚泥を炭化した固形燃料など、環境に配慮した燃料を採用し、24時間休むことなく電気を作り続けています。再生可能エネルギーとの違いを肌で感じることができた見学でした。

 午後は、日産自動車いわき工場を見学しました。いわき工場では主にエンジンの製造と検査を行っており、自動車の心臓とも言える部分を生み出しています。製造ラインでは作業の一つ一つに標準作業書が作成され、製品の品質を保証しています。また、製造業ということもあり、工場内では至る所に品質管理に関する掲示がされており、その重要性がうかがえました。質疑応答では5S(整理・整頓・清掃・清潔・躾)とは何かを聞かれる場面があり、QC検定で勉強した内容が生かされていました。

情報システム科

情報システム科

再生可能エネルギー研究所、株式会社福島芝浦電子見学

令和6年11月7日(木)に情報システム科1年生が『再生可能エネルギー研究所』と『株式会社福島芝浦電子』の見学に行ってきました。

 午前中は『株式会社福島芝浦電子』を見学しました。温度センサーであるサーミスタの最新の製造技術、品質管理体制を見学しました。本校の卒業生も多く在籍しており、自動車、電化製品、産業機械等、身の回りのあらゆる製品に組み込まれ、自宅においても100個程度は使用されているとの説明に、生徒のみなさんはとても興味を持ったようです。

     

 午後は郡山市にある『福島再生可能エネルギー研究所』を見学しました。福島再生可能エネルギー研究所は、「世界に開かれた再生可能エネルギーの研究開発の推進」と「新しい産業の集積を通した復興への貢献」を大きな使命とし、国内外から集う様々な人々と共に、再生可能エネルギーに関する新技術を生み出し発信する拠点を目指しています。情報システム科の1年生は先日、ふくしま再生可能エネルギー産業フェアで企業や団体の最新技術や取組について見学したばかりなので研究所の風景は改めて再生可能エネルギーの重要性を再認識する機会となりました。

   

 

2024年度ロボットアイデア甲子園東北大会にて特別賞を受賞

 10月26日(土)、宮城県にある東北大学青葉山キャンパスにて開催された、2024年度ロボットアイデア甲子園東北大会に参加し、審査員特別賞を受賞しました!

 ロボットアイデア甲子園とは、身の回りの不便さや環境問題、災害時の課題などをロボットの力で解決するために、産業用ロボットの発展を目的として、そのロボットのアイデアとプレゼン力を競う大会です。ただアイデアを出すだけでなく、どう動くのか、どう売るのか、どのような経済効果が見込まれるかなど、商品開発における一連の流れを考える必要があります。

 

 本校からは3年2組の佐藤優斗君が出場しました。事前の発表資料の作成や発表練習では試行錯誤を繰り返しながらも、当日は自信をもって大会に臨みました。大会当日は、会場に向かう途中から緊張した様子を見せていましたが、発表では「楽しく伝える」ことを念頭に、時に会場の笑いを誘いながら4分間の発表を終えました。

 

 緊張の結果発表では、発表の出来やアイデアの創造性などを評価され、審査員特別賞をいただきました。惜しくも全国大会出場は叶いませんでしたが、練習してきた成果が実を結んだと思います。

 佐藤君は今後、大学受験や資格試験が控えており、まだまだ忙しい日々を送ることになりそうです。今回の大会を通して得たものが生かされるといいですね。

 

第13回ふくしま再生可能エネルギー産業フェア見学

令和6年10月17日(木)に1年生が見学に行ってきました。

 福島県では、再生可能エネルギー及び水素導入拡大を進め、関連産業の育成・集約に向けた「再生可能エネルギー先駆けの地」、「水素社会の実現」を目指しています。今回の「ふくしま再生可能エネルギー産業フェア」では、福島県とドイツNRW州との経済連携10周年を記念して海外からの来客も多く、国際色豊かな雰囲気でした。参加した生徒は、再生可能エネルギー関連産業界の方々と関わりながら技術の最先端に触れ、今後のエネルギー問題への関心と課題について学習することができました。

ものづくりコンテスト2024電気工事部門 第1位!

 2年2組の根本翔生君が、高校生ものづくりコンテスト電気工事部門に出場し、見事第1位に輝きました。

 この大会は、高校生のものづくりに対する技術向上を目的に毎年開催されています。電気工事部門では、屋内配線を模擬した電気工事の技術力を競います。電気ケーブルの施工はもちろん、金属管の曲げ加工や器具の取り付けをいかに手際よく、かつ寸分の狂いなく丁寧に作業できるかがポイントです。

 根本君は夏休みから練習を始め、着実にその技術を磨いてきました。大会当日も平常心で臨み、練習通りの丁寧な作業を見せ、出場者の中で最も正確な作品を作り上げました。根本君は将来、電気工事系の仕事がしたいと考えており、この経験が大いに生かされることでしょう。

 今後は、来年開催される東北大会に出場することになります。福島県の代表として、全国大会を目指して頑張ってほしいですね。

 

再生可能エネルギー外部講師

 令和6年1月25日に、外部講師をお呼びし、再生可能エネルギーに関する講義をしていただきました。

 福島県の再生可能エネルギーに対する取り組みや、日本は2050年までに二酸化炭素排出量ゼロにするために、福島県ではどのように取り組んでいるかといった話を聞くことができました。

原町火力発電所、福島ロボットテストフィールド見学

 令和5年12月14日(木)に情報システム科1年生が福島イノベーション人材育成事業として、東北電力原町火力発電所と福島ロボットテストフィールドの見学に行ってきました。

 午前中は原町火力発電所を見学しました。太平洋岸に位置する石炭火力発電所として1997年に営業運転を開始し、東北電力では国内最大規模の100万kWの出力となっています。また、低炭素社会の実現に向けた取り組みとして2010年より木質バイオマスの混焼、2015年には発電所敷地内にメガソーラー発電所が建設されました。生徒たちは、初めて見る様々な発電所の設備を真剣に見学していました。

  

 午後は福島ロボットテストフィールドを見学しました。福島イノベーション・コースト構想に基づき整備された「福島ロボットテストフィールド(RTF)」は4つのエリア(無人航空機エリア・インフラ点検、災害対応エリア・水中、水上ロボットエリア・開発基盤エリア)に分かれており、フィールドロボット一大開発実証拠点となっています。見学した際に実験している企業等を見ることができ、生徒たちはこれからの時代にロボットが欠かせないものになっていくと感じていました。最後にロボマスターといわれる教育向けロボットを全員が操作体験し最先端の技術に触れることができました。

  

令和5年度情報システム科課題研究発表会

 

令和5年12月13日(水)に令和5年度情報システム科課題研究発表会が行われました。3年生は、今年1年研究してきたテーマについて情報システム科の1、2年生を対象に発表しました。今年度のテーマは以下の通りです。

1班 ゲーム制作

2班 マイコンカーの製作

3班 競技用ロボットの製作

4班 Lighing School Emblem ~福島サンケンとの企業連携~

5班 大笹生支援学校との共同製作実習

 

3年生の皆さんは、1年間の研究お疲れ様でした。やり残したこと、もっとやりたかったこともあったと思います。1、2年生の皆さんは、自分が3年生になったとき、どのようなテーマにするか、今のうちに考えておいてください。

風力発電設備に関するVRを体験しました

 11月17日(金)、本校情報システム科1年生および2年生が、再生可能エネルギー出前講座を受講しました。

 

 今回の講座は、「再生可能エネルギーに関する基礎講話」と「風力発電設備VR体験」に分かれています。再生可能エネルギーに関する基礎講話では、前半に地球温暖化や再生可能エネルギーに関する全般的な基礎・基本を押さえた内容を説明していただき、後半は日本および福島県が行っている取組について学びました。地球温暖化は産業革命を起点に進行し、その影響は年々大きくなっています。異常気象や海面上昇、生き物の生態系の変化などは地球温暖化が進んだ何よりの証拠です。エネルギー問題から地球温暖化を解決するために、福島県は太陽光発電や風力発電設備の新規建設に力を入れています。県内で稼働中またはこれから稼働予定の発電設備の多さに、生徒たちは驚きと同時に目を輝かせていました。

 

 風力発電設備のVR体験では、風車の機構や建設の様子をVRゴーグルを装着して体験しました。福島県は、2040年までに県内のエネルギー需要量の100%以上を再生可能エネルギーによって生み出すことを目標としています。その中で風力発電設備は大きな割合を占めており、現在進行形で建設が進んでいます。特に、阿武隈山脈に建設予定の「あぶくま風力発電プロジェクト」では、2025年までに108基の風車が建設予定です。VRでは、風車が建設される様子や風から電気を作る機械的な仕組みについて、まるで目の前で見ているかのようなリアルな体験をしました。

 風力発電は定期的なメンテナンスが必要不可欠です。県内では風力発電設備の保守・管理を行う企業も増えてきており、今後そのような仕事に関する雇用も拡大すると予測されることを知りました。

 

 今回の体験を通して、再生可能エネルギーに関する福島県の取組から進路のことまで、大いに学ぶことができました。

再生可能エネルギー研究所、福島サンケン株式会社見学

 令和5年11月10日(木)に情報システム科1年生が再生可能エネルギー研究所と福島サンケン株式会社の見学に行ってきました。

 午前中は福島サンケン株式会社を見学しました。半導体製品を製造し、LED製造業では独自のカラーマネジメント技術を駆使し高機能・高信頼度のLEDを実現している会社になります。本校からも毎年入社している地元の企業になります。生徒たちは身近に使われているLEDの製造過程を実際に見ることができ、とても興味津々でした。

    

   

 午後は郡山市にある福島再生可能エネルギー研究所を見学しました。福島再生可能エネルギー研究所は、「世界に開かれた再生可能エネルギーの研究開発の推進」と「新しい産業の集積を通した復興への貢献」を大きな使命とし、国内外から集う様々な人々と共に、再生可能エネルギーに関する新技術を生み出し発信する拠点を目指しています。情報システム科の1年生は、今年度エネルギーについて学んでいます。特に再生可能エネルギーの重要性について自ら調べ、産業界の方々に直接質問をすることで理解を深めてきました。今日の見学を通して福島県の取り組みについて詳しく知ることができました。

    

    

福島イノベーション・コースト構想推進機構 出前講座

11月11日(金)5時間目

『AI、IoTの取り組みと事例』

 東京電力ホールディングス株式会社 近藤誠一郎様、田中斗志貴様を講師に迎え『AI、IoTの取り組みと事例』をテーマに出前講座を実施しました。現在のAI技術について学習した後実際にアプリに必要な情報を入力して画像生成や文章作成を体験しました。今後の専門授業等にも生徒の興味関心が高まりました。