福島イノベーション・コースト構想推進機構 出前講座
2024年9月20日 14時31分9月20日(金)3~4時間目
『EV、自動運転車、エネルギーマネージメント』
テクノアカデミー浜 成瀬 哲也 先生を講師に迎え、2年生を対象に出前講座を実施しました。『EV、自動運転車、エネルギーマネージメント』について、それぞれの利点のみでなく現状での問題点なども話して頂き、今後の授業や、今後どのようにエネルギー問題について考えていけば良いか生徒の興味関心が高まりました。
情報システム科
専門高校としての『情報』を中心に、コンピュータ・リテラシ−を育むためにエレクトリックコース・コンピュ
ータコースの各コースに分かれ、システム的に学習する学科である。
コース教育目標
①エレクトリックコース
電気に関する基礎的・基本的な技術を習得し、主体的に解決できる実践的な態度を養うとともに、電気に関する設計・工事・保全の技術を学習させ、地域社会に貢献できる実践的技術者の育成を図る。
②コンピュータコース
コンピュータのハードウェア及びソフトウェアの基礎的・基本的な技術を習得させ、情報に関する課題を主体的に解決する能力や態度を養い、ネットワークを主としたコンピュータの最先端技術を学習させ、地域の産業社会に貢献できる実践的技術者の育成を図る。
情報システム科 教育課程
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9月20日(金)3~4時間目
『EV、自動運転車、エネルギーマネージメント』
テクノアカデミー浜 成瀬 哲也 先生を講師に迎え、2年生を対象に出前講座を実施しました。『EV、自動運転車、エネルギーマネージメント』について、それぞれの利点のみでなく現状での問題点なども話して頂き、今後の授業や、今後どのようにエネルギー問題について考えていけば良いか生徒の興味関心が高まりました。
12月19日、情報システム科2年生はいわき市にある2つの企業を見学しました。
午前中は、常磐共同火力 勿来発電所を見学しました。この火力発電所は、高度経済成長期に需要が増大した電力に対し、地元産の石炭を活用する目的で建設されました。勿来発電所の特徴として、①港がないこと、②民家が近いことが挙げられます。発電所には専用の港がなく、10km離れた小名浜港から毎日トラックで石炭を輸送しています。また、発電所の近隣には民家が多く、音による影響を抑えるために防音壁や樹木で対策を行っています。
生徒たちはこれまで風力や水力の発電設備を見学し、今回初めて火力発電所を見学しました。人の背丈を超えるタービンや発電機を目の当たりにし、火力発電の力強さを体感しました。また、木材加工の際に廃棄する木くずを使ったペレットや汚泥を炭化した固形燃料など、環境に配慮した燃料を採用し、24時間休むことなく電気を作り続けています。再生可能エネルギーとの違いを肌で感じることができた見学でした。
午後は、日産自動車いわき工場を見学しました。いわき工場では主にエンジンの製造と検査を行っており、自動車の心臓とも言える部分を生み出しています。製造ラインでは作業の一つ一つに標準作業書が作成され、製品の品質を保証しています。また、製造業ということもあり、工場内では至る所に品質管理に関する掲示がされており、その重要性がうかがえました。質疑応答では5S(整理・整頓・清掃・清潔・躾)とは何かを聞かれる場面があり、QC検定で勉強した内容が生かされていました。
令和6年11月7日(木)に情報システム科1年生が『再生可能エネルギー研究所』と『株式会社福島芝浦電子』の見学に行ってきました。
午前中は『株式会社福島芝浦電子』を見学しました。温度センサーであるサーミスタの最新の製造技術、品質管理体制を見学しました。本校の卒業生も多く在籍しており、自動車、電化製品、産業機械等、身の回りのあらゆる製品に組み込まれ、自宅においても100個程度は使用されているとの説明に、生徒のみなさんはとても興味を持ったようです。
午後は郡山市にある『福島再生可能エネルギー研究所』を見学しました。福島再生可能エネルギー研究所は、「世界に開かれた再生可能エネルギーの研究開発の推進」と「新しい産業の集積を通した復興への貢献」を大きな使命とし、国内外から集う様々な人々と共に、再生可能エネルギーに関する新技術を生み出し発信する拠点を目指しています。情報システム科の1年生は先日、ふくしま再生可能エネルギー産業フェアで企業や団体の最新技術や取組について見学したばかりなので研究所の風景は改めて再生可能エネルギーの重要性を再認識する機会となりました。