学校ブログ

令和6年度入学式

 4月9日(火) 、多くの来賓の皆様の御臨席のもと令和6年度入学式を開催しました。

 新入生141名に対し川島孝夫校長が入学を許可した後、「未来の担い手、創り手として産業界や地域からの大きな期待にこたえるために、未来の創造に向けて学び続ける態度と力を身に付けること、他者を思いやり他者の意見を尊重できる人になること」について、期待と希望が述べられました。また、県議会議員:石井信夫様、二本松市副市長:齋藤源次郎様、父母と教師の会会長:恩田雪枝様、同窓会会長:山川博徳様より御祝辞をいただきました。
 新入生代表の武藤陸君(情報システム科)が「創造・協調・責任の校訓のもと、新たな仲間とともに4つの学科が掲げる理想の人材となるため誠心誠意努力したい」と誓いの言葉を述べました。
 昨年度入学の第一期生とともに、松実の歴史と伝統を創り上げる先導者として充実した3年間を送り成長してほしいと思います。

第1学期始業式

 4月8日(月)に着任式で13名の教職員をお迎えしたのち、第1学期始業式が行われました。始業式の中で校長先生からは以下の講話がありました。

〇「夢の実現に努力しよう」
 部活動や資格取得など、明確な目標を持って取り組もう。

〇「明るい挨拶をし、優しい心を持とう」
 挨拶や感謝の心、思いやりの言葉など、自分がされてうれしいことを人に対してできるようコミュニケーションを図ろう。

〇「健康第一、健康維持に努めよう」
 毎日の食事や睡眠をしっかりとろう。

 4月9日には入学式があり、多くの新入生を迎えます。新入生の模範となるよう学習、部活動、資格取得等何事にも全力で取り組み、松実2年目を充実した一年となるように過ごしてほしいと思います。

第3学期終業式

 3月18日(月)、賞状伝達式と第3学期終業式が行われました。終業式の中で、校長先生からは以下の講話がありました。

  1. 東日本大震災より13年。様々な学びを通して命や日常の尊さに向き合った気持ちを大切にし、多くの教訓を忘れずに伝えてほしい。世界では多くの対立や紛争、戦争が続いている。どうしたら平和になるのか、人間力を高め、平和のつくり手になってほしい。
  2. 機械システム科(M)、情報システム科(I)、都市システム科(C)、生活文化科(L)、このM・I・C・Lは科章になっている。各学科でのマインド・プライドを高めよう。校内で専門性を高めるための多くの投資がされ、施設設備が充実している。恵まれた環境で本気で取り組み、その道のエキスパート・スペシャリストとして、「創造性豊かで地域産業の中核となる人財」になってほしい。
  3. みんなの良いところは素直・純真・誠実であるところ。もっと自信をもって行動をし、気持ちの良い人となってほしい。気持ちの良い人が集う松実にしてほしい。来年度も皆さんの人間的成長を期待している。

 4月8日(月)に第1学期始業式、翌9日(火)に入学式があり、多くの新入生を迎えて松実2年目を迎えます。それぞれのステージへ気持ちを新たにし、新年度を迎えてほしいと思います。

第1回卒業式

 3月1日(金)、記念すべき本校第1回卒業式が各校舎の体育館で挙行されました。
 本校舎では、82名の卒業生へ卒業証書が授与された後、佐藤正道校長より、様々な制約の下でも何事も全力で取り組んだ姿勢や情熱を称え、
 青春輝け、未来へ続け
 人生輝け、未来へ続け
 榎戸の丘の、道の先へ ほんとの空に
の言葉とともに、常に新しい目標に「挑戦」し、そして「感謝」の心を忘れないようにとの式辞がありました。また、県議会議長代理の石井信夫県議、父母と教師の会の恩田雪枝会長、同窓会の山川博則会長より祝辞を賜りました。
 在校生を代表して生徒会長の大槻紫音さんが、二本松実業高校への変革の時期に対応力を発揮した卒業生への感謝の気持ちを送辞で述べ、卒業生を代表して前生徒会長の佐々木倖汰君が、友人や先生方そして保護者、仲間へ感謝の思いとともに、第1期卒業生としての誇りと決意を答辞として述べました。
 今回の卒業生は新型コロナの流行真っ只中に入学し、3年生になる際には統合による二本松実業高校開校など、様々な不安な気持ちや戸惑いを感じながらの高校生活だったと思いますが、初めての卒業生にふさわしい大きな成長を遂げてくれました。3年間で培った松工&松実スピリッツを新たな環境で大いに発揮してくれることを期待しています。卒業おめでとう!

第1回課題研究発表会

 1月18日(木)、本校舎・安達東校舎合同で「第1回課題研究発表会」が本校舎体育館で実施され、御来賓、3学年保護者を招待し、3年間で学んだ知識や技術を活かしたものづくりの成果並びに総合的な探究の時間での学習内容を発表しました。
 準備や会の司会など運営面でも生徒が主体的に取り組み、8代表による発表では、大学・企業との共同研究、地域の魅力や課題の解決、問題提起や商品化提案など幅広い内容で、画像や動画を取り入れた分かりやすいプレゼンテーションも含め、講評でもお褒めのお言葉をいただきました。
 3年生の皆さんは、課題研究で培った実践力や実現力を実社会に出てから十分に発揮してくれると思います。1・2年生も、本校の特色の一つでもある「総合的な探究の時間」での学びや理解が、課題解決に取り組むための探究や実践へと進めるための土台になったのではないでしょうか。
 発表内容は以下のとおりです。(発表順)

①情報システム科(本校舎)
  「ゲーム制作」
②機械システム科(本校舎)
  「フライパンの製作」
③都市システム科(本校舎)
  「側溝のふたを利用した車両侵入防止に関する研究」(※イノベーション人材育成事業)
④情報システム科(本校舎)
  「Lighting School Emblem」(※イノベーション人材育成事業)
⑤総合学科(安達東校舎)
  「古米飼料のたまご生産とはちみつを利用した商品開発」(※イノベーション人材育成事業)
⑥総合的な探究の時間(本校舎)
  「地域課題探究~地域振興について」(※イノベーション人材育成事業)
⑦機械システム科
  「エアホッケー台の製作」
⑧都市システム科
  「雨水を利用したSDGsに関する研究」(※イノベーション人材育成事業)

 

安達東校舎作品展示

安達東校舎作品展示

表彰式 発表者全員集合

第2学期終業式

 12月21日(木)、賞状伝達式と第2学期終業式が行われました。
 終業式の中で、校長先生から以下の講話がありました。

〇今年4月の開校後、「自慢のできる学校、地域から愛される学校」のフレーズを言い続けてきたが、地域との触れ合いの機会が増え、生徒の頑張りもあって、確実に本校の支持者が増えてきている。地域に貢献できる学校として引き続き頑張ってほしい。
〇大谷翔平選手がドジャースへ移籍した際「優勝に欠かせない存在になりたい」と語り、また、先日本校校歌作曲者の大友良英さんが、「職業とは誰かに必要とされること」と話されていた。人に必要とされるためには、人として信用・信頼されること、具体的には提出物、時間を守る、やり抜くことなどの積み重ねが大事である。校訓の一つでもある責任を持って取り組み、社会から必要とされる人財になってほしい。
〇自分を大事に、相手を大事に、命を大事に。

 1月12日(金)に第2学期始業式があります。来年は辰年。昇り龍のような飛翔の1年になることを期待しています。

情報システム科3年 大笹生支援学校との共同課題研究

課題研究の授業で大笹生支援学校との交流学習を実施しており、対象の児童生徒にあった知育玩具の製作をしています。12月6日(水)に今年度、最後の交流学習を行い、大笹生支援学校の先生方に1年間の成果発表会を行いました。

〇年間計画

〇製作した知育玩具

<小学校部>

パズルになっており、パーツを入れると対象の児童が好きなキャラクターの声で話しかけます。違うパーツを入れると違うキャラクターの声に切り替わります。

 

<中学部>

ボタンごとに対象の生徒が好きな曲が入力されており、ボタンを押すと曲が流れます。また、曲は変更が可能になっています。

<高等部>

対象の生徒が好きなラジオを好きな動物の羊の形で製作しました。各ボタンで選曲したり、音量の調整ができます。

専門高校生による小中学生体験学習応援事業(岩代中)

 令和5年度持続可能な社会に向けた産業教育充実事業「専門高校生による小中学生体験学習応援事業」の第2弾として、10月31日(火)、二本松市立岩代中学校全学年の皆さんを対象に実施しました。生徒会による全体会での学校紹介の後、学年ごとに分かれて工業系3学科でものづくりの実習体験を行いました。

機械システム科
 工作機械(マシニングセンターロボドリル)を使用して作製した生徒の皆さんの名前入りネームプレートに、ドリルでの穴あけとバリ取り、色付けを行い、世界にひとつだけのオリジナルキーホルダを製作しました。

情報システム科
 光や色の三原色と電池について学び、その後LED付き時計を製作しました。

都市システム科
 CAD(コンピュータでの設計図作成ソフト)を用いて、岩代中学校の敷地平面図を作成しました。

 短時間でしたが、各学科での学習内容や専門知識を学びながら、それぞれの製作に取り組みました。体験後に行われたディスカッションでも、中学生ならではの感想や将来に向けた個々の意気込みなど、本校生徒との本音での意見交換が大変印象的でした。1年生から3年生まで進路目標の考え方は様々ですが、専門高校の特色を知るとともに実践的な学びによるものづくりの魅力を感じ、進路選択や将来設計を考える良い材料になっていただけたと思います。

専門高校生による小中学生体験学習応援事業(二本松南小)

 令和5年度持続可能な社会に向けた産業教育充実事業「専門高校生による小中学生体験学習応援事業」の第1弾として10月25日(水)に二本松市立二本松南小学校6年生の皆さんを対象に実施され、生徒会による全体会での学校紹介の後、3班に分かれて工業系3学科でものづくりの実習体験を行いました。

機械システム科
 工作機械(マシニングセンターロボドリル)を使用して作製した児童の皆さんの名前入りネームプレートに、バリ取りと色付けを行い、キーホルダを製作しました。

情報システム科
 光や色の三原色と電池について学び、その後キーホルダ付きLEDライトを製作し、マイコンカーラリーの見学もしました。

都市システム科
 住宅模型を製作し、様々な公共施設や商業施設とともに二本松駅周辺のまちづくりをみんなで考えました。

 短い時間でしたが、各学科での学習内容を学び、高校生のお兄さんお姉さん達の手助けを受けながら一生懸命製作に取り組みました。小学生の皆さんは実習棟内の様々な機械や作品に驚きの声を上げ、また、率先して手を挙げ感想や意見を述べる姿が印象的でした。本校から一番近い学校ですが、高校はもちろんのこと職業系高校についてはほとんど未知の世界だったと思いますので、専門高校の学習内容やものづくりの楽しさを実感していただけたらうれしい限りです。

第2学期始業式

 8月28日(月)に、第2学期始業式が行われました。今年の夏も猛暑続きで、暑さや体調面を考慮し放送による実施となりました。校長先生からは以下の講話がありました。

〇校訓の一つでもある「創造」に関して、QOLを高めるために、創意、工夫、改善を日常生活に取り入れよう。
〇品質管理(QC)検定など、社会で、会社で、仕事で使える資格取得に取り組もう。
〇自分を大事に、相手を大事に、命あるものを大事に。

 2学期は、スポーツ大会、2年生のインターンシップや修学旅行、3年生の就職・進学試験など多くの行事があります。暑さがまだまだ続きそうですが、健康管理に注意しながら全力で取り組み、それぞれの成長を願いたいと思います。