2024年3月の記事一覧

第3学期終業式

 3月18日(月)、賞状伝達式と第3学期終業式が行われました。終業式の中で、校長先生からは以下の講話がありました。

  1. 東日本大震災より13年。様々な学びを通して命や日常の尊さに向き合った気持ちを大切にし、多くの教訓を忘れずに伝えてほしい。世界では多くの対立や紛争、戦争が続いている。どうしたら平和になるのか、人間力を高め、平和のつくり手になってほしい。
  2. 機械システム科(M)、情報システム科(I)、都市システム科(C)、生活文化科(L)、このM・I・C・Lは科章になっている。各学科でのマインド・プライドを高めよう。校内で専門性を高めるための多くの投資がされ、施設設備が充実している。恵まれた環境で本気で取り組み、その道のエキスパート・スペシャリストとして、「創造性豊かで地域産業の中核となる人財」になってほしい。
  3. みんなの良いところは素直・純真・誠実であるところ。もっと自信をもって行動をし、気持ちの良い人となってほしい。気持ちの良い人が集う松実にしてほしい。来年度も皆さんの人間的成長を期待している。

 4月8日(月)に第1学期始業式、翌9日(火)に入学式があり、多くの新入生を迎えて松実2年目を迎えます。それぞれのステージへ気持ちを新たにし、新年度を迎えてほしいと思います。

第1回卒業式

 3月1日(金)、記念すべき本校第1回卒業式が各校舎の体育館で挙行されました。
 本校舎では、82名の卒業生へ卒業証書が授与された後、佐藤正道校長より、様々な制約の下でも何事も全力で取り組んだ姿勢や情熱を称え、
 青春輝け、未来へ続け
 人生輝け、未来へ続け
 榎戸の丘の、道の先へ ほんとの空に
の言葉とともに、常に新しい目標に「挑戦」し、そして「感謝」の心を忘れないようにとの式辞がありました。また、県議会議長代理の石井信夫県議、父母と教師の会の恩田雪枝会長、同窓会の山川博則会長より祝辞を賜りました。
 在校生を代表して生徒会長の大槻紫音さんが、二本松実業高校への変革の時期に対応力を発揮した卒業生への感謝の気持ちを送辞で述べ、卒業生を代表して前生徒会長の佐々木倖汰君が、友人や先生方そして保護者、仲間へ感謝の思いとともに、第1期卒業生としての誇りと決意を答辞として述べました。
 今回の卒業生は新型コロナの流行真っ只中に入学し、3年生になる際には統合による二本松実業高校開校など、様々な不安な気持ちや戸惑いを感じながらの高校生活だったと思いますが、初めての卒業生にふさわしい大きな成長を遂げてくれました。3年間で培った松工&松実スピリッツを新たな環境で大いに発揮してくれることを期待しています。卒業おめでとう!