専門高校生による小中学生体験学習応援事業(岩代中)

 令和5年度持続可能な社会に向けた産業教育充実事業「専門高校生による小中学生体験学習応援事業」の第2弾として、10月31日(火)、二本松市立岩代中学校全学年の皆さんを対象に実施しました。生徒会による全体会での学校紹介の後、学年ごとに分かれて工業系3学科でものづくりの実習体験を行いました。

機械システム科
 工作機械(マシニングセンターロボドリル)を使用して作製した生徒の皆さんの名前入りネームプレートに、ドリルでの穴あけとバリ取り、色付けを行い、世界にひとつだけのオリジナルキーホルダを製作しました。

情報システム科
 光や色の三原色と電池について学び、その後LED付き時計を製作しました。

都市システム科
 CAD(コンピュータでの設計図作成ソフト)を用いて、岩代中学校の敷地平面図を作成しました。

 短時間でしたが、各学科での学習内容や専門知識を学びながら、それぞれの製作に取り組みました。体験後に行われたディスカッションでも、中学生ならではの感想や将来に向けた個々の意気込みなど、本校生徒との本音での意見交換が大変印象的でした。1年生から3年生まで進路目標の考え方は様々ですが、専門高校の特色を知るとともに実践的な学びによるものづくりの魅力を感じ、進路選択や将来設計を考える良い材料になっていただけたと思います。